元ぷろぐらまあの日々

すべての民放で地震報道を継続する必要があるのか?

11日に巨大な地震があった。その後の余震も大きなものが続いた。

確かに、今現在の最終情報ではマグニチュード9という規模なのでそれなりの報道というか情報提供は必要だろう。

ただ、今日で、すでに3日目。状況は固まる頃だ。

電力供給などに不安は残るものの、東京ではほぼ通常の生活ができている。北関東は問題があるようだ。山梨は輪番停電が決まったようだ。

最大の被災地東北地方であっても、家族の無事が確認できたという方々をTwitterで見かけているし、完全ではないもののライフラインが機能している地区もあることから、東北6県が完全壊滅したわけでもなさそうである。

そんな中、べったりと状況を伝え続ける必要があるのか?疑問なのだ。

被災地であっても、自宅にいられる人は自宅にいて、片付けをしてなんとか生活をしているだろう。避難所生活に入った人はそこでの生活を送り始め慣れようとしていることであろう。まだ避難を待っている人もいるかも知れない。72時間が経過していないから「一般論の」救助のタイムリミットはまだだ。

何が言いたいかというと、既に、行動できる状態にある人はそれぞれに、「当面の居場所に落ち着いた」状態にあるわけだ。そこに求められるのは大量な、被災地の惨状だけではないはずだ、と思うのだ。

音楽やバラエティ、笑いがあったっていいはずだ。いや、そういう選択肢がなければおかしいと思うのだ。

電波の有効利用のために地デジ化を推進した。ならば電波を有効利用すべきだと思うのだ。

NHKが徹底して災害報道を続ける。ならば、災害情報が欲しい人はNHKを選択すればいいではないか。

息抜きがしたい人のために、民放各局は通常放送を再開し、緊急事態になれば、切り替えるなり、ニュース速報いれるなりで対応すればいいではないか。地デジならデータ放送で地震情報を流し続けることだってできる。

現地に、報道陣を多数送り込む余裕があるのなら、救助隊を送ることにその手間(ヘリなどの機材・燃料)を使うべきなのではないか。

私がNHKに災害報道を指定したのは、受信料で成り立っている放送局だからではなく、独自で全国ネットを展開している上に、テレビだけではなくAMラジオもFMラジオも放送ができるからである。他の放送局には真似ができないのだ。

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