デフォルト(default)という言葉

よく使う。

ネットでもよく見る。

ネットではPCユーザが多いから、default value(s)から派生した、「既定(値)」、「初期(値)」のような意味で使う人が大半だろう。

去年友人から指摘されて、その後調べて知ったのだが、この言葉金融の世界に行くと単独で「債務不履行」という意味になるようで、この両者が咬み合わないととんでもないことになるのは想像に難くない。

しかし、私が最初に覚えたdefaultという言葉というか、スラングというか、仲間内で使っていた意味はこのどちらでもない。今風の言葉で言うと「想定外」が一番近い意味になるような気がするようなイメージなのだ。

それはプログラミング言語のdefault句を最初に覚えたことに始まる。C言語で書いてみる。

switch(value) {
case 0:
hogehoge;
break;
case 1:
fugafuga:
break;
case 2:
foofoo;
break;
default:
barbar;
break;
}

というような文法になる。もちろんこのコードはそのままでは動かない。
簡単に解説すると、switchという行まで順番に処理されてきたプログラムがvalueという変数によって分岐する。それぞれの値はcaseのあとに書かれた値を想定している。ここでは、0, 1, 2を想定していることになる。

で、想定外、もしくはそれ以外をまとめた処理をdefault以下にまとめて書いて、不正な処理をそれ以降に行われないように保険を掛けることにするわけだ。

私が最初に覚えたコンピュータの世界でのdefaultはこのdefault。既定値といえば既定値に近いような気もするが、違うといえばまったく違う意味だろう。

このswith文全体が変数に初期値を与える処理であれば、default句で処理する内容は既定値を与えることになるが、それ以外の場所では全く違う意味でしかない。デバッグ中でcaseのパターンを読みきれずにバグを産んだ場合は、defaultに入ることは想定外だ。

言葉の意味も変わっていくものではあるけれども、複数の意味を持つ外来語は事前に合意を得て使うことが大事だと思う。さらに、元々が単語ではなく熟語だったものが先頭の単語だけ残った場合も注意が必要なのではないかなとも思う。

日記
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